皆さま、はじめまして! 私は住蓮寺住職の猪口 大悟(いのくち だいご)と申します。
私は1975(昭和50)年に東京都で生を受け、2000(平成12)年に浄土真宗本願寺派の僧侶となって以降は北海道小樽の本願寺小樽別院、広島矢野の本願寺派寺院で僧侶として聖務に邁進しておりました。
その頃より自身の出身地である首都圏に寺院を建立し、親鸞さまが私たちにお伝えくださった阿弥陀如来さまのお念仏のみ教えに出あえた喜びを皆さまとともに語り合っていきたいという思うが高まり、多くの方々のご懇念のもと2020(令和2)年1月に築地本願寺の布教所としてのお寺である「築地本願寺 横浜保土ケ谷布教所 住蓮寺」を開設いたしました。
今現在、私たちの社会は混迷のただ中にあるといわれております。長期にわたる不況、少子高齢化、未知の感染症の流行などがあげられますが、2600年前のお釈迦さまの時代や800年前の親鸞さまの時代に比べれば、私たちの生活は格段に向上し豊かになっているはずです。しかし、現在も私たちは自身の現状や将来に不安を抱え、悩み苦しみが尽きることはありません。横浜保土ケ谷布教所 住蓮寺はお念仏のみ教えを通じて、悩み苦しむ私たちが生きるうえでの本当の拠り所に出あう場所としてのお寺をめざしております。