1. HOME
  2. ブログ
  3. 令和6年 御正忌法要・法話会を開催しました

令和6年 御正忌法要・法話会を開催しました

 1月14日(日)の13時より、親鸞聖人のご命日(1月16日)の法要である「令和6年 住蓮寺 御正忌法要」を修行致しました。法要では、お正信偈をご出席の皆さまと読誦して、そのあと住職が親鸞聖人のご生涯を綴ったお書物である『御伝鈔(第三段・第四段)』を拝読いたしました。

 法要後の法話会では川崎市 髙願寺のご住職である宮本 義宣 師にご出講いただき、ご法話を皆さんでお聴聞させていただきました。宮本先生は、2006年の朝日新聞「新春特別対談」で前門さま(当時は御門主さま)と作家の五木 寛之 氏が対談された「無数の縁見つめて」の解説として社会が変化するにつれて他者との信頼関係が失われている現代において親から子へみ教えを伝えることの難しさ、そして私たちが現代社会を生きる上で必要なことは強い心を保つことではなく弱い心(しなやかで柔軟な心)を保つことであると、金沢兼六園の雪吊りを例にお話しいただきました。それはご讃題の「無明長夜の灯炬なり 智眼くらしとかなしむな 生死大海の船筏なり 罪障おもしとなげかざれ(正像末和讃)」に示された、阿弥陀如来さまのご本願のはたらきの中で、自らの「弱い心」に気づかされることで大切あると受け止めました。

 住蓮寺の次回の法話会は、2月4日(日)13時より住蓮寺本堂におきまして「令和6年 住蓮寺涅槃会・法話会」を開催いたします。法話会のご講師は、川崎市 慶念寺ご住職・小林 賢五 師です。皆さま、この機会に是非お寺へお参りください。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事