第２４回 住蓮寺てらこや「正信偈講座⑬」を開催しました

３月２７日（水）の１３時より住蓮寺本堂におきまして毎月一回の勉強会「住蓮寺てらこや」を開催いたしました。

今回は前回２月２１日の講座に引き続き、私たち浄土真宗の門信徒が一番慣れ親しんでいるお経（正確には偈文）である「お正信偈（しょうしんげ）」についてその読み方と意味を総合的に学ぶ「正信偈講座⑬」を開講いたしました。今回学ぶ偈文は、前回までに学んだ七高僧さま第一祖 龍樹菩薩さまに続き、七高僧さま第二祖 天親菩薩さまのご功績について皆で勉強いたしました。天親菩薩さまは他の宗派では「世親菩薩」と呼ばれることが多いです。これは中国・唐の時代にインドから持ち帰った経典を翻訳した玄奘三蔵法師が天親菩薩を世親菩薩と翻訳し直したからです。天親菩薩は「浄土論」を著し、その「浄土論」の注釈書「往生論註」を七高僧 第三祖の曇鸞大師が著し、法然上人の浄土宗開宗の根拠となりました。

　「お正信偈」は浄土真宗の宗祖である親鸞さまが著された６０行１２０句の「偈文（げもん）：うた」で、浄土真宗のみ教えの真髄が凝縮されています。「正信偈講座」は今後も開催いたしますので、初めての方も是非是非ご参加ください。受講料は無料です。

　次回の「住蓮寺てらこや」は、４月２８日（日）に築地本願寺の「親鸞聖人御誕生８５０年・立教開宗８００年慶讃法要」に団体参拝します。参加ご希望の方は４月１３日までに住蓮寺（☎０４５－３３５－５６８０）へご連絡ください。